SONY BDP-S6700購入【メディアプレーヤーPS3の後継機としての実力は?】

2019年3月8日金曜日

[機材・その他]

DENON デノンのアンプAVR-X1500H-K購入によってDolby Atmos環境の可能性を得たが、うちにあるPS3本体(60GB、80GB)はアトモス再生は残念ながら非対応。
薄型として後発されたPS3本体CECH-2000番台以降は対応しているので3台目のPS3購入も検討したが現在では新品価格は高騰しており選択肢は中古のみ。

そんな折、SONY BDP-S6700の存在を知り購入を決めた。

Dolby TrueHD、DTS-HD Master Audioといった音声出力に対応しアトモス、DTS:Xができる。
3D再生もできるし4Kアップコンバート機能もある。
さらになんと、SACDのDSD音声をHDMIから直に出力!というのが美味し過ぎる。



サイズ感
多機能、高性能でありながら低価格、そして実物はかなり小型で軽い。
大きさはPS2 SCPH-90000番台より一回り大きい位。


様々なストリーミングサービスに対応
PS3同様、本機でもYouTubeやアマゾンプライムなどが使える。気軽に大画面でネット動画を視聴。

早速アマゾンプライムで『ブレードランナー』の冒頭、デッカード登場までの8分間を観てみた。
見慣れた映像を100インチの大画面で観るのは……やはり、良い。
PS3同様、本機でも5.1chサラウンド音声でストリーミング再生ができる。



音楽再生
CD再生はPS3にはアップサンプリングとビットマッピング、BDP-S6700にはデジタルミュージックエンハンサーという機能をそれぞれ備え、どちらも通常より高音質化できる。
SACD再生に関してはPS3(60GB)は優れていると思うが、さすがにDSD音声を出力可能なBDP-S6700の方に分があるだろう。
双方の音質の差は検証していないが、本体の静音性の点で音楽鑑賞にはBDP-S6700の方が向いている。


映像ソフト再生
Blu-rayはもちろんキレイだし3D再生も良好。

BDP-S6700はディスクの映像を再生機側で画質調整する機能を持っている。それを色々試してみることで良い結果が得られた。プロジェクターでの3D視聴にはアクティブシャッター方式のメガネを使用するが、それに伴う映像の暗さ、色彩感の減退をある程度改善できた。

さて、お楽しみのDVDアプコン性能。
かつてPS3本体80GBを入手した理由はまず第一にアプコンでDVDを観てみたかったから。
力業とも言うべき強引さでキレイにしてくれるPS3のアプコンは、特にアニメには絶大な効果を発揮する。
BDP-S6700の能力はどうだろう。
90年代に発売のアニメDVD、かなり荒く薄ぼんやりとした画質で収録されたものを再生。
結果は……元のまんまの画質。
というのも、うちのプロジェクターは4Kには非対応。
つまり4Kアップコンバート機能は働かないのだとすぐに合点がいった。
(因みに各種配信動画も本機で再生すると4Kアプコンされるそうである)

映像ソース関連でアプコンの恩恵を受けたい場合は従来通りPS3。それ以外はMP3やMP4などの各種ファイルをHDDやUSBから再生などもBDP-S6700ですれば良いかなと思う。
……とは言えユーザーインターフェース面ではPS3の使い勝手の良さは捨てがたいものがある。PS3でMP4動画再生時のシーンサーチ機能の便利さは依然最高である。BDP-S6700はその点あまり便利ではない。



ソニー SONY ブルーレイプレーヤー/DVDプレーヤー 4Kアップコンバート BDP-S6700 BM

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