リモーネは 2度カオスブレイカーを見つけた!
どうしても『アイラブミッキーマウス』が欲しくてメガドライブミニからジェネシスミニに乗り換えた。『ミッキー』をひとしきり遊んだ後、ふと気まぐれに起動したソフト。それが『シャイニング・フォース 神々の遺産』だった。
バリオスとの稽古で始まる最初の場面を見ただけで、これは!という予感がした。
「これ絶対面白いやつだ」
今になってこういうファンタジー世界のシミュレーションRPGの世界に足を踏み入れようとは……
我ながら意外だったが結果的に連続で2回もエンディングまでプレイしてしまった。
実は1992年当時遊んだことがあったのだが印象が薄かったようで内容をほとんど忘れていた。
それゆえほとんど初回プレイ同様に楽しむことができた。
憶えていたのは「チップ」という犬タイプの女の子が出てくることだけ。
しばらくすると「ヨーグルト」っていう良く分からないのがいたなぁ、と思い出した。
ゲーム終盤になって「アダム」というラピュタのロボット兵みたいなキャラのことと、かなり気の利いたラストシーンについて思い出した。
しばらくすると「ヨーグルト」っていう良く分からないのがいたなぁ、と思い出した。
ゲーム終盤になって「アダム」というラピュタのロボット兵みたいなキャラのことと、かなり気の利いたラストシーンについて思い出した。
アルタローンにて「チップ」登場シーン
「牢屋に閉じ込められた主人公を助ける女の子(魔女っ子)」
「牢屋に存在する秘密の抜け穴」
とくれば思い浮かべるのはディズニーアニメ映画『コルドロン』しかない。
そして、後にセガサターンで発売された続編『シャイニング・ザ・ホーリィアーク』『シャイニング・フォースⅢ』に出てくる必殺技の名前がカオスコルドロンだ。
「牢屋に閉じ込められた主人公を助ける女の子(魔女っ子)」
「牢屋に存在する秘密の抜け穴」
とくれば思い浮かべるのはディズニーアニメ映画『コルドロン』しかない。
そして、後にセガサターンで発売された続編『シャイニング・ザ・ホーリィアーク』『シャイニング・フォースⅢ』に出てくる必殺技の名前がカオスコルドロンだ。
1度目はあまり深く考えず好きなキャラだけを育てて好きなように遊んだ
ステートセーブは使わずゲーム内の教会のセーブだけを使用。
負けると悔しいのでリセットして同じ状態から再挑戦。
そんな感じで終盤まで。
しかしカオスドラゴンにはてこずったため、そこからはステートセーブを駆使してのプレイ。
詰将棋感覚でそれはそれで楽しかった。
たまたまではあったがドラゴニアで「カイン」にとどめを刺したのが「メイ」だったのがとてつもなくドラマチックだった。
「父の仇!」プレイヤーの頭の中に生まれるストーリーである。
その後、それをしたのが主人公ではなくて本当に良かったとしみじみ思うことになる。
「父の仇!」プレイヤーの頭の中に生まれるストーリーである。
その後、それをしたのが主人公ではなくて本当に良かったとしみじみ思うことになる。
2度目はネットの攻略を参照しながら教会のセーブとステートセーブを併用しながら進めた
今回は「古えの城」が沈む場面に対応したキャラでプレイしたかったため初期メンに、基本『アンリ』『チップ』『ディアーネ』『アーサー』辺りを加えた身内っぽい布陣にした。
「すごい水着」「きつい服」を入手すること「全てのキャラを仲間にすること」それだけは絶対に妥協できない。
その目的もあり割と序盤からステートセーブを使ってプレイしたのだが……
そこには重大な問題が潜んでいた
ステートセーブに潜む罠
それは、ステートセーブを使用するとゲーム内の教会のセーブデータがステートセーブの時点のデータに上書きされてしまうこと。
軽い気持ちで少し前の時点を見てみよう、などとステートセーブをロードすると教会のセーブデータも過去の時点に戻されてしまうのだ。
「何かおかしいなぁ……バグかなぁ」
と思いつつ翌日に同じ面をやり直す、というのを何度か繰り返してしまった。
調べると公式の見解ではその現象は「仕様」とのこと。
「えっ!?」っと一瞬思ったが、考えれてみれば納得するしかなかった。
でも、知らないと痛い目にあう場合もある。ステートセーブに潜む罠には気をつけろ。
このゲームの魅力を挙げるとキリがないが、特にキャラクターへの思い入れを持たせるのが抜群に巧い。それゆえにストーリーに引き込まれるし、何より想像力を働かせてプレイヤーの頭の中での面白さが生まれるのだ。
例えば序盤、酒場で過去の栄光を語る老戦士「ゴート」が仲間になるまでのシチュエーションが熱いし「アーサー」の身の上話も巧いなぁ、と思う。
敵キャラもそれぞれ個性的で魅力的だ。特にサディスティックなお姉さんキャラで敵軍の指揮官の一人「ミシャエラ」の、主人公に対するアンビバレンツな感情が分かるとセリフの一つ一つがとても味わい深い。
例えば序盤、酒場で過去の栄光を語る老戦士「ゴート」が仲間になるまでのシチュエーションが熱いし「アーサー」の身の上話も巧いなぁ、と思う。
敵キャラもそれぞれ個性的で魅力的だ。特にサディスティックなお姉さんキャラで敵軍の指揮官の一人「ミシャエラ」の、主人公に対するアンビバレンツな感情が分かるとセリフの一つ一つがとても味わい深い。
セガハードヒストリア ――『BEEP!メガドライブ』『セガサターンマガジン』『ドリームキャストマガジン』責任編集――
Sega Genesis Mini (セガ ジェネシス ミニ)
メガドライブミニ
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