ガモーラとピーターの恋愛チェックポイント【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3D】[Blu-ray] (2015)

2020年9月2日水曜日

[サラウンド 5.1ch 7.1ch ドルビーアトモス] [映像] 3D立体視 [映像] CG [映像] 特撮




出会いから様々な状況を経て恋仲に発展した二人。
作り手は当然、最初からそのつもりで二人を描いている。
そのポイントを順に追っていきたい。


【出会いの場面】
立場がどうであれ出会いの場面はとても重要だ。
艶っぽい『ガモーラ』の目線を見つめるまんざらでもなさそうな『ピーター』。
この時点で後の2人の関係が示唆されているのが分かる。


【オーブを奪い合う最初の格闘シーン】
『ピーター』目線からの、いわゆる騎乗位な構図。



【本作中最大の問題シーン】
『ガモーラ』が「船の中が不潔だ」とけなし『ピーター』が「分かってないなぁ、ブラックライトで照らしたらジャクソン・ポロックの絵画みたいなのに」というもの。

このやり取りの意味するところは……

『ピーター』の、いわゆる“体液”が壁におびただしく付着して、またその上に付着して、という状態をあらわしている。
これと冒頭でピーターが船に連れ込んでいた女をすっかり忘れていたことと照らし合わせると……
『ピーター』はソッチ(エッチ)方面で、相当ヤバイ奴だってことが分かる。
『ロケット』の「お前イカレてるな」も当然である。

あきれた様子で階段を上っていく『ガモーラ』のプロポーションの良いピップが左右に揺れるのを、わざとらしく映しているのもポイント。


アメリカの画家『ジャクソン・ポロック』については日本語翻訳では字幕も吹き替えもスルーされ『アート』の一言で済まされている。日本人にはあまり通用しなそうなネタだから仕方がないところか。因みに『アイアンマン』第一作でもトニー・スタークがポロックを収集しているという話が出てくる。



【ヘッドフォンを掛けるためにさりげなく耳元に触れる】
異性の耳に触れる行為は性的欲求の現れや性行為の前振りを意味するという。
しかし、もっと重要なのはこの直前のシーン。
『ピーター』のベルトに吊るしたウォークマンに手をやる『ガモーラ』の所作だ。
男性の体の前面でベルトより下の部分にぶら下がっているモノを女性がいきなり手にするのだから。



【命を危険に晒しても愛する女を救いたい】
そのまんまのシーン。



【正常な位置で】
最初の騎乗位が伏線になっていると考えられる。



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