楽し過ぎ!面白過ぎ!これ1本でマーベルにハマる【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3D】視聴1度目 [Blu-ray] (2015)

2020年8月13日木曜日

[サラウンド 5.1ch 7.1ch ドルビーアトモス] [映像] 3D立体視 [映像] CG [映像] 特撮 [音楽] ロック一般



2回3回観るのは当たり前!といわれる本作。
それも当然。
正直今まで甘く見ていた「エンターテインメントのすごさ」というものを実感した。



ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 3D [Blu-ray] (2015) アマゾンレビューでも評判の良い3D版


とりあえず3回観た。
3D映像で毎回音声を変えての視聴。
「吹き替え」「字幕」では得られる情報が異なり、両方観てようやく補完される部分もある。
さらに翻訳で省略された言葉に関しては「原語」でなくては分からない。
それぞれどのように感じたのかを語ってみたい。


【視聴1度目:日本語吹き替え音声】

映像面では3D立体視のクオリティが素晴らしく、それだけでも何度でも楽しめる作品だと思った。
特にこれでもか!と充実の戦闘機アクションは堪らない。
小型ポッドでの『ノーウェア』からの脱出シーンのスピード感と圧倒的迫力。
クライマックス『ザンダー星』での巨大宇宙戦艦と無数の戦闘機が入り乱れる壮絶さ。
素晴らし過ぎる映像体験に歓喜。

背景美術の美しさも宇宙SFならでは。様々な空間表現を3Dで堪能できる。

終盤『グルート』がたくさんの蛍のような明かりで暗い通路を照らすシーンなどは3Dで観るためにあるようなものだ。

ストーリー展開は分かりやすかったが、膨大な情報量が詰め込んであるのが難しいところ。
複雑な世界設定やキャラ設定等、背景にある諸々を一片のセリフやさりげないカットから拾い集めてちゃんと理解するのは初回では無理。
正直、視聴1度目ではキャラクター名の把握すら間に合わなかった。

小出しにされる情報が散りばめられた作中、主人公『ピーター・クイル』の父親の存在の謎に最も興味をひかれた。会話の中で語られるだけなので1ミリも具体性はないのに存在感は大きい。冒頭では何でもなさそうなのに次第に「ええっ!?」って感じになってくる。ラストで主人公の出生の秘密と父親の正体が語られた時「とてつもない面白い映画だ」というのが確定した。



無法地帯『ノーウェア』からの脱出シーン。
90年代に流行した3Dポリゴンシューティングによくある敵基地内での戦闘を彷彿とさせる。
このアミューズメント感覚が堪らない。
極まったCG技術で表現されたハイスピードなスクロールとアクション。飛び出し感、奥行感もバッチリ。



惑星ザンダー消滅をもくろむ大型宇宙戦艦『ダーク・アスター』侵攻シーン。
この後、想像をはるかに超えた壮絶な空中戦が描かれる。
空間的スケールの広大さも戦闘機の圧倒的物量もハイクオリティな立体映像で体験できる。


画面アスペクト比はシーンによってシネスコ、またはビスタに切り替わる。
3Dの迫力を全開にするにはビスタというのはアリだと思った。
またシネスコのシーンで上下の黒帯部分にまでオブジェクトが飛び出す面白い演出「フレームブレイク」もあり。
飛び出し度合いは寸止め感ありだが、色々と目前にすっ飛んできたり迫ってきたりする場面は多く用意されている。
全体として3D視聴重視で作られているのが分かる。

何度観ても分からないキャラが赤い肌の女『ベリート』だった。序盤のシーンで主人公の船に乗っているのに、主人公はこの女を乗せていたことも、誰なのかもすっかり忘れていた。この場面にしか登場せず詳しい説明もないので、結局誰なのか良く分からなかった。後でググってみたら「行きずりの女」だということが分かった。
要するに「自宅マンションで目が覚めると二日酔いの頭痛、ベッドに横たわる裸の女、前後の記憶が全くない」みたいなアレだ……さすがにそこまでベタじゃない。

主人公が母の形見のカセットテープを流す、音楽映画としての魅力も大きい。
自分には割と馴染みのない曲が多かったのだがデヴィッド・ボウイ David Bowie【月世界の白昼夢 Moonage Daydream】これは昔よく聴いたアルバムの収録曲。SF映画で使われると歌唱の未来感が際立ち、とてつもなくカッコ良かった。


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