SACD再生機として初期型PS3(60GB)を入手してみたら……

2018年10月7日日曜日

[ゲーム] ゲーム機 [サラウンド 5.1ch 7.1ch ドルビーアトモス] [音楽] SACD

この間SACD Hybrid『上原ひろみ/ビヨンド・スタンダード』を購入。
早速5.1chで再生しようとしたところ、
ONKYO FR-UN9でSACDのマルチchの読み込みができない!


つまりSACD Hybridのディスクを入れても通常のCDとしてしか認識せず。
(シングルレイヤーのSACDは持っていないけどどうなんだろう?)


このFR-UN9かなり使い込んでいる。
十数年前に購入してから毎日のように使用。
4~5年前からリレー回路の不調が原因と思われる、スピーカーから音が出ない症状も頻発。
そうなる度に音量をガン!と一気に上げて直す。
普通のCD、DVDの読込みも時間が掛かるようになり、普段はアンプ用途のみで使用している現状。


諦めずしつこくレンズクリーナをかけたところ普通のCD、DVDの読込みは良くなったけど、
肝心のSACDマルチch部分は依然として読み込まず。
やはりピックアップレーザーの経年劣化が原因か。


……さて、これではSACDのサラウンド再生ができない。
そこで初期型PlayStation3(60GB or 20GB)の入手案が浮上。

ちなみにFR-UN9はHDMI端子なんて付いていないので、
外部からのサラウンド音声は光デジタル入力端子を使うしかない。

いろいろ調べてみると、
発売当初、PS3のSACD再生はHDMIでしか出力できない仕様になっていたものが、
2007年11月8日に公開されたPS3ファームウェアVer.2.00から、
PS3 60/20GBモデルがSACDの光デジタル出力に対応したことが判明。

(この段階ではこの情報に何の疑いも持っていなかった……)
うちでSACDのサラウンド再生が可能になる!
と、初期型PS3(60GB)を入手する運びとなった。


PS2ソフトも使えるのは初期型のみということもあり、かつてはプレミアが付いていた本体。
中古とはいえ高価なイメージを持っていたけど2018年の現在では案外安く購入できた


実物が届いた。
ずっと80GBシルバーを使っている自分にとっては初めての初期型。しかも60GB。
実は憧れの本体だったので、手に入れただけでも結構嬉しかったりして♪


80GBシルバーの左隣に60GBを設置。
FR-UN9は下段に移動し配線やPS3本体の起動と設定などして準備を完了。

60GBは前面のUSBが4つあったり、ディスク挿入口の左の部分が開閉するなど、
いろいろ80GBとは違うのが面白い☆

SACDを挿入。ちゃんと認識してる。



マルチを選んで早速スタート!
さて、
ん?サラウンドにならない…???なぜ???
ちょっと困惑。


……wikiをよくよく調べてみると、
2007年11月20に公開されたPS3ファームウェアVer.2.01から、
マルチチャンネルSACDのdts変換・光デジタル出力が廃止され、
44.1kHz 2ch PCM出力に変更されたことが分かった。

なんと、対応からわずか2週間足らずで……廃止!!!


今回の計画は失敗だった。
情弱だったかもしれない。
しかしそれがある程度仕方のない事だというのは、
ps3 sacd 光デジタル
でググれば理解して頂けると思う。

この話は以上。
いずれHDMI入力のあるアンプを導入すればこの本体もSACD再生機として活躍してくれる筈。
その日までは60GBのHDDをMP3などのファイル保管庫として、あるいは黒光りするオブジェとして温存の方向で。



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