飛び出し感がすごい!驚きの視覚体験
例えば「アバター」の3D Blu-rayと比較して、もっとずっと飛び出し感が強い。
知っていてもビックリしてしまう程に充実した3D映像が全編にわたって鑑賞できる。
なので、単純に飛び出す映像を楽しみたいのならズバリお薦めしたい。
3Dを家庭で楽しむ最初の1本や、おもてなしの定番アイテムとしてもオススメ。
廉価版もあり低価格設定なのが嬉しい☆
ナレーションによってストーリーが語られる
旅のウミガメが、途中出会うたくさんの生き物の多彩な生態について紹介。
英語ではジョディ・フォレスト(ジョディ・フォスターではない)、日本語吹替では岩崎良美が担当。
テイストはやや子供向けというか、博物館みたいなところで流れてそうな印象。
ナレーションをOFFにして音楽と効果音のみのBGVにすることも可能。
かなり視差が強い映像なので、字幕を読みながら観るのは辛い。
日本語吹替が良いのだが、それだと音声が2.0chしか選べないのがちょっと残念なところ。
(ミュージック&効果音も2.0chのみ)
日本語吹替が良いのだが、それだと音声が2.0chしか選べないのがちょっと残念なところ。
(ミュージック&効果音も2.0chのみ)
見所は全編、とにかく豊富
トゲトゲしいコーラルフィッシュたちやウツボやタコ。無数のイワシが作り出す魚影。シュモクザメの群影。絡み合うイルカたち。神秘的なシードラゴン。藻の繁殖する濁った海。クラゲたちetc...
ザトウクジラの巨体が圧倒的に迫り回転するとき、ヒレが目にぶつかりそうで誰もが思わず目を閉じ顔を避けてしまうだろう。
プランクトンのような細かなつぶや気泡までもが立体的に、まるでそこに浮いているように見える。
ガチのドキュメンタリーではない
本格派を求めるには不向きな内容。
場面によっては亀が合成のようだし人工的な石が敷き詰められた場所もあり、それには多少興醒めする。しかしラストの産卵シーンやエンディングの絶滅危惧種の表示によって、生命の尊さというテーマを訴えようとしているのが解る。
オーシャンワールド3D ~はるかなる海の旅~(2012年発売)の感想・レビューのブログ