Cervello – Live In Tokyo 2017 ナポリ幻想(ライヴ・イン・東京 2017)
のタイトルで以前国内盤CDがリリースされていたが、
コッラード・ルスティチ本人のレーベルより後からCD+DVDの形で発売。
Cervello Live in Tokyo 2017 CD+DVD届いた— 長谷川りもね (@limone_hasegawa) 2019年3月12日
イタリアンヘヴィープログレの超名作、チェルベッロ1973年作『メロス』
アルバム再現ライブをDVD付きでCorrado Rusticiご本人のレーベルから発売してくれた。以前リリースの国内盤はCDのみで食指が動かずSpotifyの音源で良しとしてたがコレ見つけて即ポチ pic.twitter.com/ZHH4anIrOk
来日メンバーは、
コッラード・ルスティチ(Corrado Rustici): ギター
アントニオ・スパニョーロ(Antonio Spagnolo): ベース、アコースティックギター、リコーダー
ジュリオ・ダンブロッジオ(Giulio D'Ambrosio): サックス、フルート
(以上3人はオリジナルメンバー)
ピーター・ヴェテッシ(Peter Vettese):キーボード(元ジェスロ・タル)
ヴィルジーニオ・シモネッリ (Virginio Simonelli) : ヴォーカル
ダヴィデ・デヴィート (Davide Danzy Devito): ドラムス
の6人編成で名作アルバム『メロス』を完全再現。
オリジナルではキーボード類を一切使わず録音したそうだが、ブラス楽器で作られたというメロトロン風の音色やヴィブラフォンなどは今回キーボードによって再現されている。
セトリはまずアルバム全曲。この再現性の高さには感激。
そして神々しくアレンジされたオザンナの『L'uomo』
コッラードのアルバムAham収録曲『Roots Of Progression』
ただしアルバム『メロス』の2曲目と3曲目の間にフェードイン~アウトで挿入される短い曲は演奏されなかったようだ。
1983年に日本でレコードが発売された時点で既に本国イタリアでの発売から10年を経ていて、
しかもアルバム1枚を残し解散したという伝説の存在だった彼ら。
待ち望んだ奇跡の復活をこうして映像で鑑賞できるのは至福である。
そう、NTSC方式なので日本の機器で普通に再生できる。チェルベッロ『Cervello Live in Tokyo 2017』のDVD。イタリア盤には珍しくPALではなくNTSCだったのでPS3で普通に再生できた。画面上のメンバーの並びと音の定位が逆なのが気になり左右スピカ―を置き換え視聴した。— 長谷川りもね (@limone_hasegawa) 2019年3月26日
日本のファンへ向けての仕様だとしたら嬉しい。
PAL仕様だとしてもXBOX360やPCで再生できるのだがやはりPS3でアプコン再生が良い。
音の定位は気にしないで観てれば良いのだがやっぱり……
簡単に置き換えられる環境であれば置き換えた方が落ち着いて鑑賞できるというもの。
チェルベッロのDVD。Vo.ヴィルジーニオ・シモネッリはエッジボイスの多用がいかにも現代的。張り上げる地声、ファルセット共にとても美しくメロスの再現に大きく貢献。ホント彼で良かった。調べるとVirginio名義で作曲家としても活躍のカンタウトーレで楽曲Hercules(2015)をコラードがプロデュース。— 長谷川りもね (@limone_hasegawa) 2019年3月26日
ヴィルジーニオは抜群に歌が上手く艶やかに歌い上げるのが心地よい。
美しい顔立ちと肉体美を併せ持ちルックスの良さも見所である。
Cervello Live In Tokyo 2017 (CD + DVD) CDV30 Italy 2018
チェルヴェッロ メロス LIVE DVD の感想・レビューのブログ