ライヴDVD『チェルヴェッロ - メロス』奇跡のアルバム完全再現

2019年5月25日土曜日

[映像] 音楽 [音楽] プログレッシヴ・ロック




Cervello ‎– Live In Tokyo 2017 ナポリ幻想(ライヴ・イン・東京 2017)
のタイトルで以前国内盤CDがリリースされていたが、
コッラード・ルスティチ本人のレーベルより後からCD+DVDの形で発売。



来日メンバーは、
コッラード・ルスティチ(Corrado Rustici): ギター
アントニオ・スパニョーロ(Antonio Spagnolo): ベース、アコースティックギター、リコーダー
ジュリオ・ダンブロッジオ(Giulio D'Ambrosio): サックス、フルート
(以上3人はオリジナルメンバー)
ピーター・ヴェテッシ(Peter Vettese):キーボード(元ジェスロ・タル)
ヴィルジーニオ・シモネッリ (Virginio Simonelli) : ヴォーカル
ダヴィデ・デヴィート (Davide Danzy Devito): ドラムス
の6人編成で名作アルバム『メロス』を完全再現。
オリジナルではキーボード類を一切使わず録音したそうだが、ブラス楽器で作られたというメロトロン風の音色やヴィブラフォンなどは今回キーボードによって再現されている。





セトリはまずアルバム全曲。この再現性の高さには感激。
そして神々しくアレンジされたオザンナの『L'uomo』
コッラードのアルバムAham収録曲『Roots Of Progression』
ただしアルバム『メロス』の2曲目と3曲目の間にフェードイン~アウトで挿入される短い曲は演奏されなかったようだ。

1983年に日本でレコードが発売された時点で既に本国イタリアでの発売から10年を経ていて、
しかもアルバム1枚を残し解散したという伝説の存在だった彼ら。
待ち望んだ奇跡の復活をこうして映像で鑑賞できるのは至福である。


そう、NTSC方式なので日本の機器で普通に再生できる。
日本のファンへ向けての仕様だとしたら嬉しい。
PAL仕様だとしてもXBOX360やPCで再生できるのだがやはりPS3でアプコン再生が良い。

音の定位は気にしないで観てれば良いのだがやっぱり……
簡単に置き換えられる環境であれば置き換えた方が落ち着いて鑑賞できるというもの。





ヴィルジーニオは抜群に歌が上手く艶やかに歌い上げるのが心地よい。
美しい顔立ちと肉体美を併せ持ちルックスの良さも見所である。

Cervello Live In Tokyo 2017 ‎(CD + DVD) CDV30 Italy 2018
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