ディシプリン期のキング・クリムゾンをとことん堪能できるBOXを「購入した理由」について King Crimson - On ( and off ) The Road (2016) 

2021年2月25日木曜日

[サラウンド 5.1ch 7.1ch ドルビーアトモス] [音楽] プログレッシヴ・ロック




On (and Off) the Road

このボックスを購入した理由は3つ挙げられるが、割とネガティブな要素が多かったりする。

購入した理由その1.【映像コンテンツが充実していること】
本ボックスには3つのライブ映像作品が収録されている。
『The Noise - Live in Frejus』
『Three of a Perfect Pair Live in Japan』
『Live at Alabamahalle』
これだけでもかなりの価値があると見積れる。
しかも『Live in Japan』は既発のDVD『Neal and Jack and Me』収録のものと比べ、完全版かつ画質リマスターで、さらに別の日の映像も収録のオマケ付きだ。

それら以外にもPVやTV出演時の映像なども入っている。

DVD『Neal and Jack and Me』は内容が重複しているのでそっちは売ってしまえるからお得だなぁ、と最初は考えていた。しかし『パック・イン・ビデオ』のロゴとか、あれはあれでネタ的な味わいがあり意外と手放せない。


購入した理由その2.【ライブの魅力】
個人的にディシプリン期はバンドの歴史の中での重要度は低い。ただしスタジオアルバムに関してはそうだが、この時期の最高傑作アルバムと称されることの多い作品『Absent Lovers』を聴けば分かるようにライブは別。このボックスにはライブ音源がガッツリと収められていて、少なくとも様々な『Indiscipline』を聴き比べるだけでもかなり楽しめると思えた。

購入後に知ったのだが、このボックスにはなんと『Absent Lovers』の5.1chサラウンド版が収録されていた。


購入した理由その3.【アルバム『Beat』がどうも好きになれなかったから】
近年はライブDVDなども含めてキング・クリムゾンのサラウンド収録コンテンツを全て揃えようと収集を進めていたのだが、ディシプリン期だけはなかなか購入に踏み切れなかった。この時期の3枚に関してはアルバムアートへの拘りは特に持っていないので、紙ジャケではなく新品が安く入手できる輸入デジパックでいいかなと考えていた。しかし『discipline』『Three of a Perfect Pair』の2枚はよいのだが『Beat』だけは単品を買うことにどうしても躊躇いがあった。3枚揃ってないなんてのはあり得ない……しかしその内の1枚は買う気が起きない、というジレンマ。そんな自分にとってこの全部入りボックスはとても好都合な商品だった。

『Beat』は聴かず嫌い、というわけでは全然なく80年代の時期には割と何度もリピートして聴いていた。当時の感想としては『Two Hands』が好きで『Matte Kudasai』よりもイイなぁ、と思っていた。また『Requiem』はウェットン在籍時のインプロみたいな曲が入ってるなぁ、という認識があった。

近年ではブライアン・イーノの影響下にあるような感じのする音にすっかり飽きてしまっていて『Waiting Man』とか美しい曲だとは思うけど聴きたくない、という症状があった。

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